こんばんわ。
今回はiphone7plus のポートレート機能について少し検証したので書き留めておきます。
iphone7plusにはf1.8の35mm換算 約28mm相当と、35mm換算 約56mm相当のデュアルレンズの構成になっています。
結構これが電子ズームにする必要がなくきれいに撮れるので重宝しているのですが、なかでもポートレートは面白い機能で多用しています。
機能自体はかなり取り上げられていると思いますので少しだけ。
[ハイビスカス:通常写真モード]
[ハイビスカス:ポートレートモード]
望遠側がメインカメラになり、広角レンズで被写界差分を動的に検出してぼかしのような画像をリアルタイムで提供している。ほんとにすごい。
ほんとに背景を消してくれるので、非常に写真がまとまる。私のような素人にはうってつけの機能。
こんな感じで雑味を引いてくれる。
[葉ぼたん:通常写真モード]
[葉ぼたん:ポートレートモード]
しかしまだベータ版なのか、機能的には限界なのかフォーカスポイントの被写体だけを意識している感じでこのような遠近があっても被写体とは認識できないパターンもあるようです。すこし贅沢を言い過ぎかも。
[ムクドリ?:通常写真モード]
[ムクドリ?:ポートレートモード]
なにか無理やり感がでているかも。
実際どの程度の被写界深度なのか感覚的にもよくわからなかったので一眼での写真と比較してみた。
[室内:通常写真モード]
[室内:ポートレートモード]
56mm相当、f2.8での撮影になっていたので、だいたい同じ感じで撮ってみた。
[室内:NikonD5+24-70 (56mm f2.8)]
なんとなく、背景の台座のボケ感はおんなじ感じですね。ただ、手前のミッキー君もボケボケです。
大体ですがこれくらいが被写体が網羅できてるかと。
[室内:NikonD5+24-70 (56mm f7.1)]
フルサイズでもやはり広角なのでボケ感はあまり出ないですね。(ちなみにあまりに色味が違ったので現像でノイズ、白み、色温度など変更しています。)
iphone7plusのポートレートと同じボケを作ろうとしても工学的には厳しい場面も結構あるのかなといった感じでした。
ただ機能的には非常に優れいているので今後も使い倒してまた、何かわかればアップしたいと思います。