caboのIT系Tipsの情報まとめ

インフラエンジニアなのでそれに関連したIT関連の記事や技術情報をメインに扱います。また、趣味のアウトドアや写真(主に風景)が好きなのでそちらもネタがあれば載せようと思います。

踏み台サーバ経由の接続、接続ユーザに通常コマンドを実行させない

一度、ホームネットワークを改ざんにあって破壊されたので再度、VPNでのリモート接続などを家向けに接続できるようにはしたが、すこしセキュリティを高めて公開用のユーザに対して、踏み台経由にてTrusted-Zoneに入れるようにしている。

踏み台のユーザ設定を以下のように行うと、ある程度実行コマンドは抑制される。とはいっても入られたらどうしようもない。。

 

  • SHELL作成&ユーザ作成

[telnet]

ユーザ作成時に、別シェルを準備してそのSHELLを適応するようにする。

# ln -s /bin/bash /bin/rbash

# useradd -u 10000 -g 10000 -m -d /home/hoge1234 -s /bin/rbash hoge1234

 

  • 環境変数設定

[telnet]

履歴は残らないように、ホームディレクトリしかパスが通らないようにする。

# cat /home/hoge1234/.bash_profile

history -c
echo /dev/null > ~/.bash_history
export HISTCONTROL=ignoreboth
export HISTCONTROL=ignorespace

PATH=/home/hamamoto

export PATH

 

 

  • 指定コマンドの配置

[telnet]

ホームディレクトリに、リンクで必要なコマンドを記載。ここではSSH接続をしたいので、リンクを作成。sshcommandで接続ができる。

# ln -s /usr/bin/ssh /home/hoge1234/.sshcommand